交配種、仮称“ヴォーリズ”です。

交配種、仮称“ヴォーリズ”です。
今日は暑い!

朝から生花店用に仕入れに行っておりました。
イベントもお中元、お盆までなく、目新しい商材も無く、買う気のない市場でした。

さて、皆さんにご紹介するのは、はじめての交配種です。
5月23日に紹介した品種と同じ年に選抜した4番目の品種です。
オールドローズを片親に使っています。

画像ように、もろオールドローズ風、ロゼットっぽい多弁八重咲、浅いカップ咲、10cmぐらいの大きさの房咲になる品種です。
開花時は濃いローズピンクで外の花弁が薄くグラデーションに色あせます。
香りは甘いオールドローズ香です。
つるバラタイプのシュラブローズで、四季咲き?返り咲き?二季咲?です。樹高も今年調べます。

ヴォーリズさんは英語教師として来日、キリスト教の伝道のかたわら、建築業も営み1600件にものぼる設計をしました。生涯私有財産を持たず、すべてを社会事業のために捧げ、自ら住んでいた家さえも私物化しませんでした。
この辺りには洋風と和風をうまく調和させた建築物が残っております。
ヴォーリズさん関係としては、ヴォーリズ記念病院、近江兄弟社学園、伊庭邸などあります。

来年の秋には販売できると思います。